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第2回NATHAN秩父の名峰・武甲山トレイルラン [レース]

震災の影響で、エントリーしていた3月の「板橋Cityマラソン」、「熊谷さくらマラソン」が中止になったので、何かないかと探していたときに、スポーツエイド・ジャパンが主催する武甲山トレイルランに目が行きました。

トレイルランは山道を走るレースなのですが、今まで経験がなく面白そうだなと軽い気持ちでエントリーしました。
私は、ロードレースへの参加は何度かあるのですが、トレイルランは初めてだし、山登りは数十年ぶりに今年の4月に外秩父七峰縦走ハイキング大会に参加した程度です。果たして大丈夫なのか?という心配もありましたが、それよりも面白いんじゃない?という気持ちが勝ってしまったのです。

武甲山(ぶこうさん)は埼玉県の西部、秩父盆地の南端にある山で、西武秩父駅を降りると正面に大きく聳え立っています。

このトレイルランは、

羊山公園→琴平ハイキング場→橋立堂前→武甲山(1304m)→小持山(1273m)→大持山(1294m)→麦坂峠→生川→横瀬駅前→羊山公園

という27kmのコースを走ります。

高低図を見ると、武甲山まで一気に上り、アップダウンを繰り返しながら小持山、大持山を走り、そこから一気に下って行きます。そして、一の鳥居ASからはロードを走しりゴールを目指します。
このように、登り道、下り道、ロードと明白に3つのステージに分かれるコースとなっていることがわかります。
これは足に大きな負担のかかるレースとなることが予想されます。


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ゼッケン.png 

パンフレット.png P1010787.JPG


天気は曇り空、暑くもなく寒くもなく、絶好のトレイルラン日和です。しかし、湿度が高い。大量の汗をかくので水分補給を十分にしなければいけません。私は500mlペットボトルを4本持っていきました。

参加人数は640人くらい。9時30分にスタート。山道に入ると渋滞になることがわかっていたので、それまでに前えの方に行くためペースを上げました。1kmは4分57秒で走っています。それでも山道に入ると渋滞が始まります。

山道に入ると渋滞
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第1エイドまでは何度か渋滞がありました。

第1エイド 5.6km地点 大渕寺AS
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第1エイド後は、バラバラになり渋滞はなくなりました。ここから第2エイドまで緩い登り坂が続きます。
すでに歩いているランナーがいましたが、私はゆっくりでも走るようにしました。

第2エイドに到着。ここでドリンク、梅干、手巻き寿司を頂きます。

第2エイド 9.4km地点 武甲山登山口AS
P1010792.JPG 

ここから先がいよいよ本格的な山道です。
武甲山頂上まで延々と登り坂が続きます。

P1010793.JPG

この坂でを走って登るランナーはさすがにいませんでいた。それでも速いペースで登っていきます。
このペースについてこれないランナーはどんどん振り落とされていきます。
私も途中から息が荒くなってしまったのと、ふくらはぎに痙攣が起こりそうになったため、徐々にペースが落ち、途中で立ち止まっては後から来るランナーにコースを譲ります。

山頂についた時はも汗びっしょりでヘロヘロ。ここまででペットボトル2本を空けてしましました。

頂上付近は、霧がかかっていたため視界がよくありませんでした。

武甲山山頂
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ここから小持山、大持山までアップダウンが続きます。これまでの登りだけよりは幾分いいです。

第2エイド 13.2km地点 シラジクボAS
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小持山山頂
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大持山山頂
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大持山からは一転して下り坂オンリー。楽できるかな?と思ったが、これ激下り。
すでに、足の疲労はピークに達してします。こんなときの下り坂ほど危険なことはありません。
足が疲れきっているのでスピードのコントロールができないのです。踏ん張れない。
気を抜くとどんどんスピードが上がってきます。岩と木の根っこがむき出しの道でスピードを出すことは非常に危険。かといって足の疲労のためスピードを抑えることが非常に苦しい。
結局、下り坂でも足を止めながらゆっくりと走る歩くしかありませんでした。

きつい下り坂が終わったところに延命水AS。ここのエイドで食べたおにぎりが美味しかった。ここでパワーをもらいました。まさしく延命水AS。スゴス。

  注)一の鳥居ASから延命水ASになりました。


20km付近 延命水AS
P1010798.JPG

ここからゴールまで舗装された道を走ります。昨年のレポートを読むとここからが厳しいとのこと。
しかし、あれだけ山道で足の痛みに苦しんでいたのにも関わらず、ロードに出たらすごく調子がいい。あの苦しみはいったいなんだったんだろう?
それでも、無理をしないよう5分30秒/kmのペースを心がけて走ります。

石灰石工場の横を走る。山の中にこんな工場があって、シュール。
P1010799.JPG

ゴール1.9km前、最後のエイドで水分補給した後、ゴールを目指します。
この時点で5時間切ることは不可能とわかったので、焦ることはありません。
それでも、5時間10分は切りたいっ、という欲が出てペースを上げていきます。

結果は5時間09分48秒。総合順位は331位。半分より少し後ろといったところでしょうか?

ランニング 2011-06-12.jpg

ランニング 2011-06-12_PACE.JPG

完走証.png

P1010803.JPG

ロードレースとトレイルランとは全く別物であることがよくわかりました。
足の筋肉痛はロードレース以上です。
山道であれだけ酷使したんだから当然ですが。


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