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第45回青梅マラソン【30km】 [レース]

青梅マラソンは駅や更衣室がすごく混雑すると聞いたので、家を早めに出てJR青梅線河辺駅に9時前に着くようにした。スタート時間は11時30分なので2時間30分前。これだけ早いと混雑なくスムーズに受付と着替えができる。しかしこの時間でも更衣室のある青梅市総合体育館は半分以上埋まっていた。
スタート時間近くなると体育館は満杯で、その周辺が着替え&荷物置き場と化す。

青梅マラソンは日本で最初の市民マラソンで今回は第45回記念大会とのこと。道路は完全封鎖で街全体がこの大会に力を入れていることが感じられる。
この雰囲気にランナーもテンションが上がってくる。

左:青梅マラソンスタート地点の標識、右:更衣室&荷物置き場となっている青梅市総合体育館
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エントリーするとき、私は大きなミスをしてしまった。エントリー時にはタイムを自己申告するのであるが、そのタイム順でゼッケンナンバーと並ぶ位置が決まるということを知らなかったため、3時間30分(だったと思う)と適当に入力してしまった。そのため並ぶ位置はスタート位置より1kmくらい後ろになってしまったのである_| ̄|○。

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並んだ位置からスタート地点を撮影。1kmくらい先で見えないです(泣)。

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スターターは当初、横綱・白鵬関であったのだが、昨今の八百長問題で辞退したとのこと。代わりに青梅市長がスターター役を務める。あと、10kmに出場した谷川真理さんがスタート台から声援を送っている。

スタート地点から1km先ですからね。スタートの合図が鳴っても動きません。前に行こうにも渋滞で行けない。どんどんストレスが溜まってきます。結局、スタート地点に到達したのは9~10分後。
しかし、そこから先も渋滞は続きます。
私はすき間を見つけては追い抜き前へ前へ行くように試みます。

今回の目標はペース5分30秒/kmを維持して30kmを走ること。
来月のフルマラソンでサブ4(3時間台)で走るにはこのペースを維持する必要があります。
しかし、走るペースは渋滞から何度も何度もスローダウンを余儀なくされます。で、スペースを見つけると、この目標ペースにするためにスピードアップします。まるでインターバル練習をしてるようです。
こりゃぁ後半にダメージが来なければいいなと感じながら、不規則なペースで走り続けます。

青梅マラソンは折り返し地点までが上り坂が主で、折り返し後は下り坂が主です。
だから、前半頑張れば後半はラクになるなと思っていました。

上り坂といってもそれほど急ではありません。前半はまだ疲れが出てないので上り坂でも目標ペースで走ることができました。
折り返し地点を過ぎて下り坂になります。自然とペースが上がりますが、これから何があるかわからないので抑えて走ります。

で、21km地点。ここから上り坂に変わります。うわぁ、すごく足と心肺にキツイ。特に急な坂ではないのですが、いままで下り坂でラクをした分この上り坂がすごく負担に感じます。
ここで歩き始めたランナーも多くいます。
楽しく完走を! 青梅マラソンによると、ここは「青梅の心臓破りの丘」と呼ばれているそうです。
私はF1 スパ・フランコルシャンのオー・ルージュならぬ「青梅のオー・ルージュ」と呼びたいです(笑)

その後、上り坂のたびにどんどんランナーが振るい落とされていきます。
折り返し地点から先は下り坂が多いのは間違いないのですが、そこでラクした分、時よりくる上り坂がスゴくキツイのです。

25キロから先は気力だけで走りました。それでもペースを落とさずに走れたのは良かったと思います。

結果は、グロスで、

15km:01:31:42(2084位)
20km:01:58:21(1976位)
25km 02:25:36(1843位)
ゴール:02:53:02

どんどん順位が上がっているのはイイですね。

ネット(自己計測)で02:43:47

10分くらいのロスがありました。

目標ペースである5分30秒/kmで走れました。
「青梅の心臓破りの丘」の影響で22kmのスプリットペースが増加、最大心拍数は190近くまで増加しています。
そして、20キロ過ぎからは平均心拍数が180近くまで達しています。
私はいつも160台で走っているので、心肺に負担がかかるきついレースであったがかわかります。

ランニング 2011-02-20_PACE.JPG

ランニング 2011-02-20.jpg



走り終えてみると、青梅マラソンはスタート直後の大渋滞にがあるものの、アップダウンの多いコースはエキサイティングです。
そして、同じコースを走るのだけれども往路と復路では性格が異なるところが魅力です。
で、折り返し地点を過ぎてから先が本当の青梅マラソンが始まるのだと感じました。

青梅マラソンは大渋滞がありストレスが溜まるのですが、コースは最高です。
「チャラいランナーは走るんじゃねーよ」と感じるレースです。


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